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【中学受験】やめたいと思ったときの判断基準|撤退の見極めと学年別の決断の下し方

こんにちは。

中学受験をされるお子様の保護者の方で

もう中学受験をやめたい、でも本人が続けたいと言うので踏み切れない…

という方はいませんか?

模試の判定は何回受けてもE。

夜は宿題のことで言い合いになり、朝は互いに機嫌が悪いまま家を出る。

この子のためにやっているはずなのに、何のためにやっているのか分からなくなった。

面談でそう漏らされる保護者の方は、決して少なくありません。

今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、

・中学受験をやめる決断が下せない本当の理由

・撤退したほうがいいケースと、その見極め方

・やめる前に変えられる3つのもの

についてお話しします。

ぜひ、最後までご覧ください。

中学受験をやめたいと思うのは親として自然な反応

やめたいと思ったこと自体を、責める必要はありません。

この仕事も19年になりました。

保護者の方との面談は1500件以上。

その中で「一度もやめようと思わなかった」というご家庭は、ほとんどありませんでした。

つまり、やめたいという気持ちは異常な感情ではないということですね。

つらいのは、やめる基準も続ける基準も持たないまま、感情の波だけで判断しようとしている状態のほう。

決めきれないこと自体が、親子の消耗をいちばん大きくしているんです。

この記事では、私が面談でお伝えしている判断材料をそのまま書きます。やめない方向へ誘導するつもりはありません。

中学受験をやめる決断ができない3つの理由

理由は3つに分けられます。

本人が受験したいと言う|親と子で答えが割れる

親はもう限界だと感じているのに、本人に聞くと「受験する」と答える。

ここで親は動けなくなりますよね。

ただし、子どもの「受験する」には中身がいくつもあるんです。

このうち、続ける根拠になるのは最初のひとつだけ。

「もし塾に行かなくてよくなったら、来週の火曜日は何をしたい?」と聞いてみてください。

具体的な答えがすぐ出てくる子は、すでに気持ちが離れているのでしょう。

投じた時間と費用が惜しくなる

ここまでかけてきたものを無駄にしたくない、という感覚。

しかし、過去にかけたものは、これから何をしても戻ってきません。

判断に使うべきなのは、これまでの投資ではなく、これから先の1年をどう使うかのほう。

中学受験をやめた後の姿が見えない

やめると何が起きるのか。

その先が見えないから、決められない。

見えないものは、実際より大きく見えます。

やめるか続けるかを、一度言葉にして整理してみませんか

ご家庭だけで判断しようとすると、どうしても感情が混ざります。いまの学年、通っている塾、直近の模試の様子をお聞かせください。EdenのLINEからご相談いただけます。

https://page.line.me/394xhbmi

中学受験の撤退を見極める前に確認したい4つの原因

判断の前に、成績が伸びない原因がどこにあるのかを確認しておいてください。

面談を重ねる中で、伸び悩みの原因はだいたい次の4つに収まると分かってきました。

何をどう直せばいいのかが分からないまま、時間だけが過ぎているケースが大半なんです。

集団授業はカリキュラム優先で進むため、根本原理の説明が薄いまま問題演習だけが先に進みます。

授業の場では分かったつもりになっても、家で一人になるとほとんど解けない。

ここを確認しないまま撤退を決めると、「うちの子には無理だった」という結論だけが残ってしまいます。

原因が構造にあったのだとしたら、それは子どもの能力の話ではないでしょう。

中学受験をやめる見極め|本当に撤退したほうがいい3つのケース

そのうえで正直に書くと、やめたほうがいい状態というものはあります。

心身にはっきりした症状が出ている

眠れない。

食欲が落ちた。

腹痛や頭痛が続き、朝起きられない日が増えた。

こうした症状が出ているときに、成績や残り時間の話をしている場合ではありません。

受験は12歳の一度きりの機会ですが、心と体はその後何十年も使うもの。天秤にかけるものではないでしょう。

本人の中に受験の意思が残っていない

先ほどの確認をした結果、続ける根拠が「友達が受験するから」だけだったとき。

加えて、ご家庭でも志望校の話が半年以上出ていないとき。

意思のない状態で残り時間を使い切ると、不合格でも合格でも、親子に何かが残りにくいのです。

家庭の生活が受験だけになっている

下のお子さんの行事に行けなくなった。

夫婦の会話が受験の話しかなくなった。

家族全員の生活が一人の受験を中心に回っている状態が長く続いているなら、いったん降りる判断には十分な理由があります。

中学受験をやめる前に変えられる3つのもの

いま挙げた3つに当てはまらないなら、やめる前に変えられるものが3つあります。

限界が来ているのは受験そのものではなく、いまのやり方であることが多いんですね。

学び方を変える|戻ることは後退ではない

塾の課題が、お子さんの現在の実力に合っていないことがあります。

私が見ている生徒さんの中にも、出される課題の多くが難しすぎて、こなしきれていない場合が多くあるんです。

一般的には、成績が伸びないときは講座や課題を足すことを勧められます。

ですが、Edenでは足す前に、合格につながっていないものをやめる引き算から考えます。

6年生であっても、4年生の教材に戻ることを私はよくお勧めしています。

中学受験で問われる内容には、4年生・5年生で習った範囲が多く含まれるからです。

戻ることは、後退ではありません。

管理役を変える|親が降りる

親子喧嘩の多くは、親が管理者を兼ねていることから起きています。

人は、自分で決めた締切は守れなくても、他人と約束した締切は守るもの。

Edenでは、LINEで毎日の学習内容を個別に管理しています。

LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。私と専任講師のダブル体制で見ています。

親御さんが管理役を降りて、外の人間がその役を引き受ける。これだけで、家の空気は変わりますよ。

やめたい理由が「毎日の言い合いに疲れた」なのだとしたら、やめるべきなのは受験ではなく管理役のほうかもしれません。

志望校の選び方を変える|偏差値でなく過去問から逆算

一般的には、志望校は模試の偏差値に合わせて選ぶと言われます。

ですが、Edenで見るのは志望校の過去問のほうです。

模試の偏差値は、全国の受験生の中での位置を示す数字にすぎません。

実際の入試で問われるのは、その学校が出す問題だけ。

志望校の過去問から逆算して、取るべき問題と捨てる問題をはっきりさせる。

当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。

受験まであと残り2ヶ月という時期に、今の塾に通っても変わる気がしない、自分の勉強ができない..と言い出し悩んでいたところ、Edenさんと出会いました。(中略)2ヶ月前、こんな時期に塾を変えていいのか本当に悩みましたが、あの時決断して良かったと思っています。

やめる前に、変えられるものが残っていないか確認しませんか

学び方・管理役・志望校の選び方。この3つのうちどれが動かせるかは、お子さんの状況によって違います。無理におすすめすることはありません。EdenのLINEからお聞かせください。

https://page.line.me/394xhbmi

学年別の判断基準|中学受験の撤退の見極め方

同じ「やめたい」でも、学年によって判断の材料はまったく違います。

中学受験の撤退を4年で考えるとき|選択肢がまだ多い

4年生の段階でやめたいと感じているなら、原因は成績ではありません。

通塾の負荷そのものが、いまのお子さんに重い可能性が高い。

この時期に判断すべきなのは、受験をやめるかどうかではなく、進度と量を落とせるかどうかです。

4年生の内容は、中学受験の中心にあたる部分。ここを消化しないまま5年へ進むと、後で必ず戻ることになります。

4年での撤退は、いちばんやり直しがきく判断。一年休んで5年から戻ってきたご家庭も、実際にあります。

5年生で迷ったとき|負荷の中身を切り分ける

5年生は、量が一気に増える学年。

判断のしかたは、負荷を2つに分けることです。

前者なら、戻れば解けます。

後者なら、課題の取捨選択で減らせる。

中学受験の撤退を6年で考えるとき|残り時間から逆算する

ここで見るべき数字は、模試の偏差値ではありません。

志望校の過去問を解いたときの得点です。

合格に必要な点と、いまの点。

その差が、残りの月数で埋まる量なのかどうか。

差が大きすぎるなら、やめるのではなく受験校を組み替えるほうが先。出題の相性が合う学校は、必ずどこかにあります。

そのうえで、本人に受ける意思が残っていないのなら、6年生であっても撤退の判断は成り立ちます。

残り2ヶ月でやり方を変えて間に合った例もありますし、11月に降りて中学入学後に伸びた例もある。

中学受験をやめる決断を後悔に変えないための考え方

最後に、私の考えをお伝えします。

Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。

しかし長期の目標は、別のところに置いています。

「将来、生きていく力を身につけること」です。

もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること

合格したのに入学後に目的を失ってしまう子も、不合格のときに費やした費用と労力の損得勘定を始めて子どもの頑張りを認められなくなる保護者も、私は見てきました。

やめる決断が後悔になるかどうかは、やめたかどうかでは決まりません。

やめ方で決まります

「無理だったからやめた」と本人に伝われば、それは失敗の記憶になる。

「ここまでやりきった。次はここへ向かう」と伝われば、同じ撤退でも意味が変わるんです。

失敗のまま終わらせるから失敗なのであって、続けている限り、人は成功に近づいていく。

以前、入会時の偏差値が30台の生徒がいました。

塾から言われた課題を真面目にこなしているのに、成績が上がらない状態が続いていたお子さんです。

Edenでそれまでの塾の課題をいったん手放し、本人が楽しく続けられて合格につながる勉強だけに絞りました。

約10か月で首都圏模試偏差値60・四谷大塚偏差値55前後の水準まで伸びて、芝国際中学校に合格しています。

変えたのは、受験するかどうかではありません。やる勉強の中身のほうです。

中学受験の指導と合格者の声を動画で公開

当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。

どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。

日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。

https://youtube.com/@gyakuten_goukaku

中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制

最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。

拠点は横浜市です。

Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。

「うちは、やめるべきでしょうか」

この質問に、お子さんの状況を伺ったうえで正直にお答えします。続けたほうがいい場合も、いったん降りたほうがいい場合も、そのままお伝えします。

EdenのLINEはこちらです。

https://page.line.me/394xhbmi


著者プロフィール

居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー

私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。