こんにちは。
5年生・6年生のお子様の保護者の方で
反抗期に入ってから、何を言っても勉強しない…
という方はいませんか?
声をかければ「うるさい」と返ってくる。
黙って見ていれば、一日ほとんど何もしないまま終わる。
口を出せばやる気を失い、放っておけば手が止まる。
どちらを選んでも状況が良くならない。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・反抗期に親の言葉が届かなくなる理由
・受験期の親子で「やめたほうがいいこと」
・親以外の誰の言葉なら届くのか
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。
反抗期に勉強しないのは中学受験のせいではない
まず、いちばん先にお伝えしたいこと。
反抗期は、中学受験が引き起こしたものではありません。
小学校高学年は、親と自分を切り離し始める時期。
その途中に受験が重なっているだけなんです。
この仕事も19年になりました。
保護者の方との面談は1500件以上。
「うちの子だけがおかしいのでしょうか」というご相談を、毎年たくさんいただきます。
私はいつもこうお答えしています。
そもそも子供はわがままな生き物です。この難しい中学受験の畑で、お子さんを管理できなくても仕方のないこと。
つまり、いま起きていることは、あなたのご家庭だけの問題ではないということですね。
まずはそこを外してから、話を先へ進めましょう。
中学受験の反抗期に勉強しない子の中で起きていること
反抗期の子が机に向かわないとき、中では2つのことが同時に起きています。
ひとつは、親の言葉を素直に受け取れなくなっていること。
もうひとつは、そもそも解き方が分からず手が止まっていること。
厄介なのは、この2つが見分けにくいところ。
外からは、どちらも「反抗して勉強しない」に見えてしまうんです。
中学受験で勉強しない構造|わかったつもりのまま演習が進む
後者から見ていきましょう。
集団授業には、進めなければならないカリキュラムがあります。
講師はそれに沿って進む。
その結果、根本原理の説明が薄いまま、問題演習だけが先へ進んでいきます。
授業の場では「わかったつもり」になりますよね。
ところが家で一人になると、ほとんど解けない。
解けないから、手が止まる。
手が止まっているところに「早くやりなさい」と声がかかる。
反抗期の子にとって、この声かけは「できないことを責められた」と同じ意味を持ちます。
だから、強い言葉で跳ね返してくる。
反抗しているように見えて、実際は自分を守っているんですね。
成績が伸びない4つの原因|反抗期でも中身は変わらない
面談を重ねる中で、成績が伸びない原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても、家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
反抗期のお子さんでも、この4つは同じ。
態度が変わっただけで、中身は変わっていません。
一般的には、勉強しないのはやる気がないからだと言われます。
ですが、Edenでは決めつけず、手が止まっている原因を先に特定します。
やる気の問題ではなく、何をどうやればいいのか分からないから手が止まっているのです。
お子さんが反抗しているのか、手が止まっているのかを切り分けてみませんか
どちらなのかで、打つ手はまったく変わります。EdenのLINEから、ご家庭での様子とお子さんの学習状況をお聞かせください。
中学受験と反抗期が重なった子への接し方|親がやめるべき2つのこと
ここから、この時期のご家庭に必ずお伝えしていることを書きます。
会話の中心を勉強の話にするのをやめる
反抗期の子は、親との会話そのものを警戒し始めます。
なぜか。
口を開けば勉強の話になる、と学習してしまっているからです。
「宿題は?」「模試どうだった?」「あと何ページ?」
一日の会話が全部これだと、子どもは会話ごと閉じてしまうでしょう。
まずは、勉強と関係のない話を一日一回。
それだけで、家の空気は変わります。
管理の言葉を減らすほど、届く言葉が増えていくんです。
正論で説得するのをやめる
「今やらないと後で困る」
正しい言葉ですよね。
ただ、正しさは反抗期の子には効きません。
正論をぶつけられた子が守ろうとするのは、内容ではなく自分のプライドのほう。
だから、内容が正しいほど強く跳ね返してきます。
親子喧嘩が起きるのは、親の愛情が足りないからではありません。
期待や愛情が深いからこそ、深く言い合いになる。
どのご家庭でも同じことが起きています。
つまり、これは接し方の巧拙の話ではないんですね。
反抗期の子に届く言葉は誰のものか|間に第三者を入れる
では、誰の言葉なら届くのか。
答えは単純です。
親以外の大人。
これは、ご家庭の努力が足りないという話ではありません。
親は、生活も感情も同じ場所を共有している存在。
だから、勉強の管理役まで兼ねてしまうと、逃げ場がなくなるんです。
反抗期の子に必要なのは、感情が絡まない相手からの指示。
同じ内容でも、外の人間が言えば、素直に受け取ることがあります。
面談を重ねてきて、間に第三者を入れることがいちばんの解決になる、と私は考えています。
一般的には、家庭教師の仕事は勉強を教えるところまでと言われます。
ですが、Edenでは親御さんの声かけの仕方や、管理しすぎない環境づくりまでを指導の範囲と考えているんです。
反抗期で勉強しない6日間を管理する相手をつくる
塾でも家庭教師でも、授業のない日のほうが圧倒的に多いですよね。
その6日間をどう埋めるか。
人は、自分で決めた締切は守れなくても、他人と約束した締切は守ります。
大人でもそうでしょう。小学生ならなおさらですね。
Edenでは、LINEで毎日の学習内容を個別に管理しています。
お子様が自然と勉強習慣がつくようにプログラムしていますので、そこは安心してお任せいただければと思います。
LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。
私と専任講師のダブル体制で見ています。
親御さんが管理役を降りて、外の人間がその役を引き受ける。
これだけで、家の会話は戻ってきますよ。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。
マンツーマン指導なので、息子の特性に合わせた進め方をしてくださり、できないところも細かく、何度も丁寧に向き合ってもらえたことが、何よりのメリットだったと思います。
管理する役を、いったん手放してみませんか
毎日の学習内容を第三者が管理する形に変えるだけで、親子の会話は戻ります。まずはお子さんの現状をお聞かせください。
反抗期の子の学習を止めない進め方|戻る判断と捨てる判断
言葉が届く相手ができたら、次は中身の話。
反抗期のお子さんほど、「できない」と感じる時間を短くする必要があります。
そのために私がやっていることは、2つ。
ひとつは、学年にこだわらず戻ること。
私が見ている生徒さんの中にも、塾で出される課題の多くが難しすぎて、こなしきれていない場合が多くあるんです。
6年生であっても、4年生の教材に戻ることを私はよくお勧めしています。
中学受験で問われる内容には、4年生・5年生で習った範囲が多く含まれます。
戻ることは、後退ではありません。
もうひとつは、やることを減らすこと。
判断の材料に使うのは、模試の偏差値ではなく志望校の過去問です。
模試の偏差値は、全国の受験生の中での位置を示す数字にすぎません。
実際の入試で問われるのは、その学校が出す問題だけ。
だとすれば、全体の中での順位よりも、その学校の問題のどれを取ってどれを捨てるかのほうが、合否には直接つながるでしょう。
解ける問題が増え、やる量が減る。
この2つが揃うと、反抗期の子でも手が動き始めます。
偏差値30台から芝国際に合格した生徒の事例
以前、こんな生徒がいました。
入会したときの偏差値は30台。
塾から言われた課題を真面目にこなし、一生懸命勉強していたのに、成績が上がらない状態が続いていました。
勉強していないわけではありません。
塾の指示どおりに努力しているのに、数字が動かないことが問題だったのです。
何を変えたのか。
それまでの塾の課題を、一度手放しました。
「たくさんやる」ことよりも、本人が楽しく続けられて、合格につながる勉強に絞ったのです。
夏期講習や追加の強化講座は増やしていません。
代わりに、ライブ授業なども活用しました。
そこから約10か月。
首都圏模試偏差値60・四谷大塚偏差値55前後の水準の学校に届くまで伸びて、芝国際中学校に合格しています。
伸びたのは、気合を入れ直したからではありません。
「できない」と感じる時間が減る形を、つくっただけなんです。
反抗期を越えた先にある自己肯定感という長期目標
最後に、私の考えをお伝えします。
Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。
しかし長期の目標は、別のところに置いています。
「将来、生きていく力を身につけること」です。
もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること。
なぜこの二段構えにしているのか。
合格したのに、入学後に目的を失ってしまう子を見てきたから。
もうひとつあります。不合格だったときに、費やした費用と労力の損得勘定を始めてしまい、子どもの頑張りを認められなくなる保護者を見てきたからです。
反抗する我が子を見ていると、この先どうなってしまうのか、と不安になりますよね。
心配はいりません。
反抗期は、親から自分を切り離して立とうとしている証拠。
成長の途中で起きている出来事なんです。
その途中で受験を止めない形さえ作れれば、結果はついてきますよ。
反抗期の指導と合格者の声を動画で公開
言葉だけでは伝わりにくい部分もあると思います。
当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。
どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。
日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。
中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
拠点は横浜市。オンラインで全国のご家庭を見ています。
Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
「うちの子には、誰の言葉なら届きますか」
この質問に、お子さんの様子を伺ったうえでお答えします。いまの学年、通っている塾、ご家庭での会話の状態をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。
著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする

