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【中学受験】中学受験生とYouTubeの付き合い方|禁止では解決しない動画の線引きと管理の仕方

こんにちは。

中学受験をされるお子様の保護者の方で

勉強しなさいと言っても、気づけばYouTubeばかり見ている…

という方はいませんか?

取り上げても、隠れて見る。

かといって、学習系の動画は役に立つとも聞く。

どこで線を引けばいいのか分からないまま、毎晩同じやり取りを繰り返している。

思い当たる方も多いのではないでしょうか。

今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、

・中学受験生からYouTubeを禁止しても意味がない理由

・動画を敵にせず学習へ組み込む管理の仕方

・中学受験におすすめできる動画の使い方と、避けたい使い方

についてお話しします。

ぜひ、最後までご覧ください。

中学受験生からYouTubeを取り上げても勉強するようにはならない

はじめに、いちばんお伝えしたいことを書きます。

動画を取り上げても、お子さんは勉強しません。

19年この仕事をしてきて、保護者との面談は1500件を超えました。

その中で「動画を禁止したら成績が上がりました」というご報告を受けたことは、ほとんどないんです。

理由は単純。

動画は、手が止まった結果として見ているものだからです。

原因ではなく、結果のほう。

家で問題を開いた。

解けない。

手が止まる。

止まったまま10分座っているのは、子どもにとってかなり苦しい時間ですよね。

そこにすぐ手の届く逃げ場があれば、当然そちらへ行きます。

つまり動画は、逃げ場として選ばれているだけ。

逃げ場だけを塞いでも、解けない状態は何ひとつ変わりません。

塞げば、別の逃げ場が見つかるだけでしょう。

一般的には、動画ばかり見るのはやる気がないからだと言われます。

ですが、Edenでは決めつけません。

手が止まっている原因を先に特定します。

原因が消えれば、逃げ場は要らなくなるからです。

YouTubeを禁止しても隠れて見る|禁止が機能しない3つの理由

禁止という手段そのものが、中学受験の家庭では機能しにくくなっています。

理由を3つ挙げます。

ひとつ目|端末が学習用と娯楽用で分かれていない

オンライン授業も、調べものも、同じ端末で行います。

勉強のために渡した端末が、そのまま娯楽の入り口になっているわけです。

ふたつ目|禁止の管理役を保護者が兼ねている

取り上げる人と、応援する人が同じ。

子どもから見れば、監視する相手と甘えたい相手が一人しかいない状態です。

これでは関係がぶつかりますよね。

みっつ目|禁止には終わりがない

一度禁止すると、毎日守らせ続けなければなりません。

保護者の方の負担だけが積み上がっていきます。

だからこそ私は、ご家庭にこうお伝えしています。

禁止するのは、やめましょう。

その代わり、徹底的に管理してください。

お子さんの動画の使い方を、一度整理してみませんか

何時間見ているかよりも、どの場面で動画に逃げているかが重要です。EdenのLINEから、お子さんの一日の様子をお聞かせください。

https://page.line.me/394xhbmi

中学受験とYouTubeの付き合い方|徹底的に管理する3つの決め事

管理と言っても、監視を増やす話ではありません。

家庭のルールを、守れる形に作り替えるということ。

私がお勧めしている決め事を3つ書きます。

見る時間ではなく見る場所を決める

「1日30分まで」という決め方は、ほぼ守られません。

時間は目に見えないからです。

代わりに、場所を決めてください。

動画はリビングのこの席でのみ見る。

自室と、寝室には持ち込まない。

場所は目に見えるので、守れているかどうかが一目で分かりますよね。

叱る回数も減ります。

動画を消費ではなく報酬の位置に置く

見てから勉強する、という順番になっているご家庭が多くあります。

これを逆にしてください。

その日の学習を終えてから見る。

順番を入れ替えるだけで、動画は敵ではなくなります。

やめさせる対象から、頑張った先にあるものへ位置が変わるわけです。

学習動画は1本見たら1問解く

学習系の動画を使う場合、必ずセットにしていただきたい約束があります。

1本見たら、関連する問題を1問解く。

見ただけで終わらせないこと。

ここを外すと、次の章でお話しする問題が起きます。

中学受験におすすめのYouTubeの使い方|効く場面と効かない場面

学習動画そのものは、役に立ちます。

ただし、効く場面と効かない場面がはっきり分かれるんです。

効く場面|根本原理のイメージをつかむとき

集団授業には、進めなければならないカリキュラムがあります。

講師はそれに沿って進む必要がある。

その結果、根本原理の説明が薄いまま、問題演習だけが先へ進んでいきます。

ここが動画の出番です。

立体の切断、水そうの水位、天体の動き、てこのつり合い。

紙の上では想像しにくいものを、動きとして見られる。

一度イメージを持てた単元は、その後の伸びが変わりますよ。

社会の地理や歴史も同じ。

映像で流れをつかんでから教材に戻ると、頭に残る量が違ってきます。

効かない場面|わかったつもりのまま演習を飛ばすとき

問題は、こちらです。

動画は、見ている間ずっと分かった感覚が続きます。

説明が上手であればあるほど、その感覚は強くなる。

ところが、自分で手を動かしていません。

授業で「わかったつもり」になり、家で一人になると解けない。

動画でも、まったく同じことが起きます。

しかも動画のほうが厄介。

何時間見ても、勉強した時間としてカウントされてしまうからです。

本人にも、見ている保護者の方にも、勉強しているように見えてしまう。

中学受験の動画選びで見るべきポイント

おすすめの動画を探すとき、再生回数や有名かどうかで選ぶ必要はありません。

見ていただきたいのは次の3点です。

3つ目は見落とされがちですが、重要です。

長い動画は、途中から視聴が目的になります。

動画で勉強した気になっている子の見分け方|類題を1問解かせる

見分け方は簡単です。

動画を見終わったあと、「分かった?」と聞かないでください。

こう聞くと、たいてい「分かった!」と返ってきますよね。

子どもの「分かった」には、いくつもの意味があります。

本当に身についているのは、最後のひとつだけ。

一般的には、授業や動画をたくさん見るインプットが勉強だと言われます。

ですが、Edenで重視しているのはアウトプットのほう。

「分かった」と「一人で解ける」は、別ものだからです。

代わりに、類題を1問解かせてみてください。

それだけで、はっきりします。

解ければ、その動画はお子さんに合っていたということ。

解けなければ、見ていた時間は勉強ではなかったということです。

判断材料が手に入れば、動画を許すか止めるかで迷う必要もなくなるでしょう。

動画を学習に組み込む形を、一緒に決めませんか

どの単元で動画を使い、どこで手を動かさせるか。お子さんの進度に合わせて設計します。いまの学年と、つまずいている単元をお聞かせください。

https://page.line.me/394xhbmi

家庭だけで動画の管理が続かない理由|約束の相手を外に置く

ここまで読んで、実行の難しさを感じた方もいるはずです。

その感覚は正しいと思います。

面談を重ねる中で、成績が伸びない原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。

動画の管理でつまずくのは、3つ目です。

やるべきことは分かっている。

しかし、毎日守らせる役を保護者の方が担い続けるのは、現実的に難しい。

考え方はとても単純。

人は、自分で決めた締切は守れなくても、他人と約束した締切は守ります。

大人でもそうですよね。

小学生ならなおさらでしょう。

Edenでは、LINEで毎日の学習内容を個別に管理しています。

今日は何をどこまでやるのか。

動画をどの場面で使うのか。

外の人間と約束した内容になっていれば、守られる確率は跳ね上がります。

LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。

私と専任講師のダブル体制で見ています。

保護者の方が管理役を降りて、外の人間がその役を引き受ける。

これだけで、家の空気は変わりますよ。

当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。

グルコンやYouTubeライブ、インスタライブに何度救われたかわかりません。受験期にここまで伴走してもらえる安心感は本当に大きかったです。

Edenでは、全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施し、保護者向けグループコンサルを定期開催しています。

過去のライブアーカイブは200本以上。

動画を見る時間を、そのまま学習の時間へ置き換えられる形にしてあるわけです。

取り上げるのではなく、中身を差し替える。

これが私の考える、いちばん現実的な線引きなんです。

動画との距離が変わって伸びた事例|偏差値30台から芝国際に合格

以前、こんな生徒がいました。

入会したときの偏差値は30台。

塾から言われた課題を真面目にこなし、一生懸命勉強していたのに、成績が上がらない状態が続いていました。

勉強していないのではありません。

塾の指示どおりに努力しているのに、数字が動かないことが問題だったのです。

Edenでやったのは、何かを取り上げることではありません。

まず、それまでの塾の課題を一度手放しました。

「たくさんやる」ことよりも、本人が楽しく続けられて、合格につながる勉強に絞ったのです。

夏期講習や追加の強化講座は増やしていません。

代わりに、ライブ授業なども活用しました。

やることが絞られると、机の前で手が止まる時間が減ります。

手が止まらなければ、逃げ場を探す必要もなくなる。

そこから約10か月で、首都圏模試偏差値60・四谷大塚偏差値55前後の水準の学校に届くまで伸びて、芝国際中学校に合格しています。

2025年は、オンラインの指導だけで、麻布・駒場東邦・広尾学園・本郷・高輪・世田谷学園・栄光・洛星・六甲・北嶺・函館ラサール・桐光学園・桐蔭学園・森村学園・開智所沢・横浜創英・横浜雙葉・鎌倉女学院・穎明館・神奈川大学附属・城北・清風・日大豊山・安田学園・帝塚山・逗子開成・鎌倉学園・大宮開成・高槻・岡山白陵などに合格者が出ました。

いま偏差値が30台・40台でも、行き先がないわけではないんです。

中学受験と動画の付き合い方の先にあるもの|自己肯定感という長期の目標

最後に、私の考えをお伝えします。

Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。

しかし長期の目標は、別のところに置いています。

「将来、生きていく力を身につけること」です。

もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること

動画との付き合い方は、この長期の目標と深くつながっています。

中学受験が終わっても、スマートフォンも動画もなくなりません。

高校生になっても、大人になっても、目の前にあり続けます。

だとすれば、取り上げて済ませるより、自分で順番を決められるようにしておくほうが、はるかに価値があるでしょう。

今日の学習を終えてから見る。

その順番を守れた日が積み重なると、子どもは自分をコントロールできた経験を手にします。

それこそが、小さな成功体験なんです。

動画に負けたと責める必要はありません。

順番を変えるだけで、動画は味方になります。

中学受験の指導と合格者の声を動画で公開

言葉だけでは伝わりにくい部分もあるでしょう。

当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。

どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。

日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。

お子さんと一緒にご覧いただける内容にしています。

https://youtube.com/@gyakuten_goukaku

中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制

最後に、当会がどんな形でお子さんを見ているかを書いておきます。

拠点は横浜市。

Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。

「うちの子の動画の使い方は、どう直せばいいですか」

この質問に、お子さんの状況を伺ったうえでお答えします。いまの学年、通っている塾、一日の動画の時間をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。

EdenのLINEはこちらです。

https://page.line.me/394xhbmi


著者プロフィール

居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー

私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。