こんにちは。
中学受験をされるお子様の保護者の方で
受験の話になると必ず夫婦が言い争いになる…このままでは家庭が壊れてしまう…
という方はいませんか?
模試の結果が返ってきた日曜の夜。
点数を見た父親が「もう向いていないんじゃないか」と言う。母親は「毎日どれだけ支えてきたと思っているの」と返す。
子どもは自分の部屋のドアを閉めて、出てこない。
「中学受験 人生 狂った」と検索窓に打ち込んだことがある。そんな方も、いらっしゃるでしょう。
今回は、プロ家庭教師Edenの居村が、
・中学受験で家庭がぎくしゃくする3つの構造
・夫婦の対立が「離婚」という言葉まで行き着く理由
・合格よりも先に、家庭の空気を戻す手立て
についてお話しします。
ぜひ、最後までご覧ください。
中学受験で人生が狂ったと感じるのはあなたの家庭だけではない
まず、いちばん先にお伝えしたいこと。
受験をきっかけに家の中がぎくしゃくするのは、あなたのご家庭が特別だからではありません。
この仕事も19年になりました。保護者の方との面談は1500件以上。
その中で「受験期に一度も家族で揉めませんでした」というご家庭に出会ったことは、ほとんどないんです。
なぜか。
親子喧嘩も、夫婦の言い争いも、どうでもいい相手には起きません。
期待しているから腹が立つ。愛情が深いから放っておけない。
つまり衝突は、関心の低さではなく関心の深さの結果なんですね。
ここを反対に受け取ると、「自分たちは親として失格だ」という方向へ進んでしまいます。
問題は人柄でも相性でもなく、家庭にかかっている負荷のかけ方のほうにあるんです。
中学受験の失敗が家庭崩壊につながる3つの構造
では、その負荷はどこから来るのか。
家庭がきしむときの形は、だいたい3つに整理できます。
- 管理役を親が兼ねている
- 夫婦のあいだに情報量と当事者意識の差がある
- 成果が見えないまま、時間と費用だけが積み上がる
順に見ていきましょう。
管理役を親が兼ねている|中学受験と家庭崩壊をつなぐ一本目の線
塾に通わせていても、家庭学習を見るのは親御さんですよね。
宿題の進み具合を確かめ、やっていなければ声をかけ、答え合わせをする。会社でいえば上司の役割です。
一方で、親には応援する役割もあります。落ち込んだ日に励まし、頑張った日に褒める。
つまり多くのご家庭で、一人の人間が管理者と応援者を同時に演じているわけです。
この二役は、両立しません。
締切を守らせようとすれば厳しくなる。厳しくすれば、安心できる相手ではなくなる。
子どもからすれば、逃げ場がなくなってしまうでしょう。
親の側も苦しいはず。厳しくした夜に、自己嫌悪だけが残りますよね。
これが半年、一年と続くと、家の中に勉強の話しかない時間が生まれます。
夫婦で情報量と当事者意識に差がある|中学受験が離婚という言葉に行き着く理由
二本目は、夫婦間の落差。
中学受験の情報を集めているのは、多くの場合どちらか一方です。塾の面談に出て、模試の結果を読み、志望校の出題傾向を調べ、日々の宿題量を把握している。
もう一方は、結果の数字だけを見ています。
ここに決定的な差が生まれるんですね。
数字だけを見ている側は、判断が単純になります。「下がったなら、やり方を変えるべきだ」「そこまでして受験する必要があるのか」。
日々を見ている側からすれば、その一言は、積み上げてきた時間を否定されたのと同じに聞こえるでしょう。
情報量の差は、そのまま当事者意識の差になり、やがて責任の押し付け合いに変わります。
「あなたが甘やかすから」「君が追い込みすぎるから」。
こうなると、話し合っているのは子どもの学習ではありません。夫婦のどちらが正しいか、という議論でしょう。
ただ、原因は受験そのものではないんです。
夫婦のあいだに、判断材料の差が放置されていること。ここが本当の火種でしょう。
成果が見えないまま時間と費用だけが積み上がる
三本目。これがいちばん厄介かもしれません。
中学受験は、努力がすぐ数字に出る競技ではありません。3か月やって偏差値が動かないことなど、普通にあります。
しかし、投じたものは目に見える形で積み上がっていく。夜の時間。休日。家族旅行を見送った回数。かかった費用。
人は、投じた量が見えていて成果が見えないとき、必ず犯人を探し始めます。
やがて誰かが口にするんです。「この受験、うちには合っていなかったんじゃないか」と。
一度この言葉が出ると、家の会話がすべて損得の話に変わってしまうでしょう。
家の中の空気が変わってしまったと感じている方へ
どこから絡まっているのか、外から見れば整理できることがほとんどです。EdenのLINEから、いまのご家庭の状況をお聞かせください。お子さんの学年と、直近で揉めた場面だけで構いません。
子どもの前での言い争いが受験そのものを止める理由
ここで、お子さん側から見た景色にも触れておきます。
自分のことで両親が言い争っている。その場面を見た子どもは、多くの場合こう受け取ります。「自分の成績のせいで、家がおかしくなっている」。
すると起きるのが、勉強からの離脱。
机に向かうこと自体が、家の空気を悪くした原因を思い出す行為になってしまうからです。
やる気の問題ではなく、勉強という行為に罪悪感がひもづいてしまった状態なんですね。
ここまで来ると、教材を変えても塾を変えても動きません。
先に戻すべきは、成績ではなく家庭の空気のほう。順番を間違えないでいただきたいと思います。
中学受験で家庭崩壊を防ぐ方法|役割を分けて外に第三者を置く
では、どうするか。
私がお伝えしているのは精神論ではなく、役割の配置を変えるという話です。
親が降りるべき役割|管理者と応援者を一人で兼ねない
家庭がきしむ最初の線は、親が管理者を兼ねていることでした。だとすれば、外すべきはそこ。
管理者の役を家庭の外に渡し、親御さんには応援者の役だけ残していただく。
たったこれだけで、家の会話は変わります。
「宿題やったの」から始まる夜がなくなるからです。
代わりに残るのは、「今日はどうだった」という会話。同じ家に住んでいるのに、まったく別の空気になりますよ。
家庭の外に管理者を置くと夫婦の対立も消える
もうひとつ、見落とされがちな効果があります。
第三者が管理者になると、夫婦間の情報量の差が埋まるんです。判断の材料が、両親のどちらでもない場所から同じ形で届くようになるから。
「あなたの見方が甘い」「君が厳しすぎる」という議論は、材料が共有された時点で成立しなくなります。
Edenでは、LINEで毎日の学習内容を個別に管理しています。
LINEでの質問・相談は、24時間いつでも送っていただけます。代表である私と専任講師のダブル体制で見ていますので、そこは安心してお任せください。
親御さんが管理役を降りて、外の人間がその役を引き受ける。私が19年やってきて、家庭の空気がいちばん早く戻る方法がこれでした。
一般的には、家庭教師の仕事は勉強を教えるところまでと言われます。ですが、Edenでは親御さんの声かけの仕方や、管理しすぎない環境づくりまでを指導の範囲と考えているんです。
当会に寄せられたGoogleのレビューにも、こんな声をいただいています。
4年から通塾し成績が伸びず子供もストレスで体調不良になり私も悩む日々。(中略)入会後は子供の勉強は先生にお任せし、私は先生の言葉で意識改革が始まりました。今まで何をやっていいかわからない私達でしたがやるべき事が明確になり息子も自ら勉強するように。
管理する役を、いったん手放してみませんか
毎日の学習内容を第三者が管理する形に変えるだけで、ご夫婦の会話からも学習の話題が消えていきます。まずはお子さんの現状をお聞かせください。
成績が伸びない4つの原因を外に出すと責任の押し付け合いは終わる
夫婦の対立が長引くご家庭には、共通点があります。「誰のせいか」を話し合ってしまっていること。
しかし、成績が伸びない原因は人柄ではないんです。
一般的には、勉強しないのはやる気の問題だと言われます。ですが、Edenでは決めつけず、手が止まっている原因を先に特定するところから入ります。
面談を重ねる中で、原因はだいたい次の4つに収まる、ということが見えてきました。
- 原因が見えていない
- 改善の方法がわからない
- 方法が見えても、家庭だけでは実行が難しい
- 本人のやる気が続かない
見ていただきたいのは、この4つのどれもが人ではなく状況を指している、という点。
ここまで分解されると、話し合いの対象が変わります。「あなたのせい」ではなく「三番目が効いていない」という会話になるわけです。
第三者が原因を言語化して差し出すからこそ、責任の押し付け合いは終わる。私が面談で最初にやっているのは、実はこの作業なんですね。
中学受験の失敗を家族の失敗にしないために
もうひとつ、私の考えをお伝えしておきます。
Edenが短期の目標に置いているのは、第一志望校への合格。
しかし長期の目標は、別のところに置いています。
「将来、生きていく力を身につけること」です。
もっと言えば、小さな成功体験の数を増やして、自己肯定感を高めること。
なぜこの二段構えにしているのか。
合格したのに入学後に目的を失ってしまう子と、不合格だったときに費やした費用と労力の損得勘定を始めてしまい、子どもの頑張りを認められなくなる保護者を見てきたからです。
家庭が本当にきしむのは、実は結果が出たあとなんですね。
だからこそ、合格だけを終着点にしない設計が要るわけです。
以前、こんな生徒がいました。
入会したときの偏差値は30台。塾から言われた課題を真面目にこなし、一生懸命勉強していたのに、数字が動かない状態が続いていました。勉強していないのではなく、努力が結果につながっていなかったんです。
変えたのは、それまでの塾の課題を一度手放し、「たくさんやる」ことよりも本人が楽しく続けられて合格につながる勉強に絞ったこと。夏期講習や追加の強化講座は増やさず、ライブ授業なども活用しました。
やるべきことが具体的になった結果、ご両親が同じ景色を見られるようになりました。数字の上下で一喜一憂する会話が、家から消えたんです。
そこから約10か月で、首都圏模試偏差値60・四谷大塚偏差値55前後の水準の学校に届くまで伸びて、芝国際中学校に合格しています。
失敗のまま終わらせるから失敗になるのであって、続けている限り人は成功に近づいていく。私はそう考えています。
いまご家庭がきしんでいるのは、家族の質の問題ではありません。役割の配置の問題。そこを変えれば、空気は戻ります。
中学受験の指導と卒業生の声を動画で公開
言葉だけでは伝わりにくい部分もあるでしょう。
当会で指導を受けた卒業生との対談を公開しています。
どんな状態から、何を変えて、どこへ進んだのか。ご本人の言葉で話しています。
日々の考え方や勉強法は、チャンネルでも発信中です。
中学受験専門プロ家庭教師Edenの指導体制
最後に、当会がどんな形でご家庭を支えているかを書いておきます。
- 講師は採用後も研修を重ねています
- 代表の私が、すべての生徒とすべての講師を管理
- LINEによる毎日の学習管理と、24時間いつでも質問・相談を送れるサポート体制
- 全4教科のプレミアムライブ講座を土日を中心に実施、保護者向けグループコンサルを定期開催
- 合格までの道筋をまとめたオーダーメイドのマインドマップ
- 過去のライブアーカイブは200本以上
拠点は横浜市。オンラインで全国のご家庭を見ています。
Googleのレビューは130件以上、平均4.7をいただいています。
「うちは、もう間に合わないでしょうか」
この質問に、ご家庭の状況を伺ったうえでお答えします。お子さんの学年、通っている塾、ご夫婦のあいだで意見が割れている点をお聞かせください。無理におすすめすることはありません。
EdenのLINEはこちらです。
著者プロフィール
居村 直希(なおき先生) 株式会社Eden 代表取締役/中学受験逆転合格プロデューサー
私学の教員、大手塾の講師を経て、「一人一人の生徒を勝たせる」ことを信念に個別指導塾Edenを立ち上げる。現在は中学受験専門のプロ家庭教師「家庭教師Eden」を運営し、自身も代表講師として指導にあたる。
- 指導歴19年
- 保護者との面談実績1500件以上
- Googleレビュー130件以上(平均4.7)
- 著書『自分から学ぶ子どもの親は知っている 小学生が勉強にハマる強み学習法』(総合法令出版・2025年2月)は、紀伊國屋書店・有隣堂・ジュンク堂で総合および実用書のジャンルでベストセラー1位
- 偏差値30台・40台からの逆転合格指導を得意とする

