【中学受験】目標は小さく具体的にすることで、やる気が上がります。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

志望校とかクラス上げを目標にしているけど、
あまり子供はやる気を持って勉強していない…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 子供のモチベーションアップに効果的な目標の立て方。
について話します。
是非ご覧ください。
小さく具体的に。
目標を立てて子供のやる気を出すのには、
その小ささと具体性が大事です。
「開成中学に合格する!」と
意気込むような曖昧な目標だけでは、絶対にやる気は出ません。
例えば…。
そんな曖昧な目標よりも
例えば
- テストで立体図形の範囲の所は、全問合わせようね。
- この学校の過去問の大問1は、計算だから、1問ミスまでにしようね。
などなど、
具体的な方が意識しやすいです。
また、
- 時間配分もあるから、最後の問題まで挑戦できるように頑張ろうね。
と、得点以外の目標でも大丈夫です。
クラス上がるのも漠然。
他にも、
- 次の模試では、あのクラスに入れるように頑張ろう!
という目標も、おすすめしません。
クラスの上がり下がりは他の子の点数も影響してきますし、
確かに一時的にはやる気を出しやすいかもしれませんが、
そのために、具体的に何をやるかの方が重要なのです。
細かく設定しましょう。
具体性ではなく、細かさもまた、大事です。
- この種類の問題は、4分以上は絶対にかけないようにしよう。
- 最初は、15分で、子の文章題を解こう。
などなど。
大雑把な目標だと、達成しにくいものが多く。
取り組み辛らいです。
家庭でのフォローも大事です。
もちろん、テストの点や塾での勉強ではなく、
家庭学習での目標のフォローも大事です。
- 帰ったらまず暗記モノを15分。それから3ページ、算数を解こうね。
と言うようにです。
シールを貰えるところでは…。
また、塾では、
小テストでいい点を取ったり授業で手をあげたりすると、
シールをくれるところがあります。
親もフォローしましょう。
そんな塾に通われている方は、
帰宅後、「シールもらえた?」と子供に聞いてみましょう。
もし子供が
「1枚も貰えなかった…」と落ち込んでいたら、
親は、子供がどこを頑張っていたのか、聞いてみましょう。
すると本当に頑張った子供は、
「○○と××ちゃんとやったのに…!」
と、即座に嘆きます。
そこで親が先生の代わりにシールをあげることで、
子供のメンタルをフォローして、やる気を維持できるのです。
今日は「子供に与える目標の具体性」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月20日
参考・引用
『最強の中学受験』,安浪京子,2018